アウトプット

相手の視点に立ってみよう

手に届かぬ

 ああ、きょうもまた家事をしなくちゃならぬ、いつまでも猫のように眠っていられる私は病気かもしれませんからいつの日かそう遠くない時にふと消えてひとり誰にも見られないところにて勝手に死んでいるかもしれません。私はそういう人間でありますから、どうしようも救いなく、どう生きて良いのやら見当もつきませんで、アドバイスなど聞く耳を持ちませんから、アドバイスと反対の道に進むのが通例でございます故その辺を考慮して頂きものを申していただければ幸いかと存じます。

 女性について少し書きたいと考えております。私なんかが女性について書くと、石ころやら鋭い視線で殺されそうになるような気もしますが、そのような殺意を気にすることなく、バカの鈍感さで書きたいと思います。

 第一に、テレビのインタビューに答えるような女性に魅力を感じません。可愛くてキャッチーで今風を装っている風が気に入らないのです。世間に媚を売り股を広げて、問いかければ不気味な微笑が帰ってまいります。

 第一で終わり。考え付かないので終わりにします。最後に、

 言葉は、投げやりになってはいけませぬ。言葉こそ第一です。私は言葉を発する時に文章にしなければ、しどろもどろになって、なんにも言えなくなるのです。

車が飛ぶか?

 車が飛んだ。対向車線に走るバスに突っ込む。飛んだ車に乗っていた男性は死亡。嫌な事故だね。居眠りでもしたかな。62歳なら、年の功の居眠り運転、中央分離帯に備えられたちょっとした勾配の斜面をなぞって向こう側に行っちゃった。医者だったらしいが、せめて人を殺さなかったのが不幸中の幸いとまでは言わないけれども、事故で人が死ぬのは悲しい。追悼などしないのがテレビで、事件がどのような経緯で起こったのかさえ追及もせず、だらだらと映像を垂れ流しして視聴者を白痴にする。テレビは嫌いだ。非常に危険だ。テレビのニュースに一喜一憂し始めたら、まず、おかしいところの入り口だ。買ってもいない株の値下がりにショックを受け、世界経済の行方を心配する。ああ、おかしいったりゃありゃしない。言うだろう、株が下がれば、金持ちは消費をしなくなる。売り上げが落ちるじゃないか。話のネタにもなるじゃないか。役に立つ、そうかそうか役に立てば汚い泥水でも飲みますか。私は飲みません。就活中の若者。嘘のつきまくりに疲れて疲労困憊。人事に切れても良さそうなところ。それをしないのが社会だと、バカな大人たちはバカでいられる社会を全員で作り上げようと必死。学ぶのが金につながり、その金で何を買う?美味しい料理、妻の満足、どれもこれも自分でできないか。うっぷん溜まって物を買い、うっぷん溜まって土地を買い、家族の平和を買い、家族は平和のもと知らない男と通じ合う。ああ、世の中嫌になるなんて嘘ばっかしついて、自分も片棒担いでお神輿騒ぎの常連なのに。さてさて、つまらない話はよしましょう。梅雨入りしても雨降らず。曇りの天気に心は穏やかさを取り戻し、濃い夏の色を煙たがる。北九州の灰色。なんて素晴らしい!思っちゃいないけれども、口に出たんならそれが本心?知らないね。論理的じゃないから、話を聞かない。イエスキリストは神じゃないというのなら、話を聞かない。みんな都合よく嘘を聞いて本当のことなどどうでもよさげ、私は?心を捨ててもはや何もなし。感謝もなければ、あるのは内的動機。その弱さも知っている。外から来る動機は強い。が、束縛感がある。不自由だ。結局様式にはまる。自分を貶める。さて、車が飛んだ。どこに飛ぶ。バスの上を走ればよかった。作家がテレビで言っていた。それくらい自由に物が言えたらいいのに。今は老害の時代。じいさんばあさんに感謝しながら話を聞き流そう。戦争話は聞いてやろう。それ以外の説教は聞かないよ。その説教で億一千万の金が発生しても、かっさらって逃げていく。

イギリスの選挙

 対して変わらなかったね。対して。思っていたより温和に終わったね。テレビでも対して注目されちゃいないくらいだから。それより大変なのはトランプ大統領だね。こりゃすぐやめちゃうかもな。トランプの性格なんてあったことないし、あってもわかりっこないけど、やめちゃっても笑ってそうだからすぐやめちゃいそうだな。それに比べて、オバマさんのインスタ見てるとストーリーがあるよね。雰囲気がある。トランプはただの金ぴかやろうってわけだ。大統領に期待するってほど暇人じゃないからこっちが先に動いて考えて大統領の名前なんてワスレッちまったくらいがちょうどいいのかもしれないね。アメリカの大統領以外名前なんてろくに知らないしな。日本の報道が偏っている悲しみよ。偏りはしょうがない。商売だから。しかし、生きるために商売してるんなら悲しいよな。生きるってのは、強いられているわけだから。強制的に何かをしなくちゃならないって考えだよ。ああ、やめたやめた、めんどくさい。こんなめんどくさい思考に付き合うくらいのお人好しだからダメなんだよ。つまらないことはハナっからおさらばして、電車の中の意地悪なおっさんを無視するように、哀れみさえ投げかけずに、それを気にしない自分の魂を褒め称えるくらいの変態になりゃ、どこでだって生きていける。

 近頃感動したのは、ちあきなおみの、朝日屋の女郎って歌詞に出てくる歌だね。これは参ったね。ちあきなおみの声に乾いた砂漠が思い浮かんだと思ったら、ほれみた、洋楽のカバーじゃないか。いろいろカバーされてんだってね。まいった。俺もカバーされるような歌を一曲作りたいね。いつも聞いてばかりいるんじゃ、曲がどれも同じに思えるからね。そうだよ、人間ってのは、制作に携わらないと消費すりゃできないんだ。あきっちまう。飽き性ってのは、興味関心の伸ばし方を抑圧された人間の思考の怠惰だね。親が悪いってんじゃないけど、自分で好きなことをできない奴っているじゃん。例えば、損得勘定ってのでね。あれは、実に立派な主義だね。みんな金で動いてるって思ってる。恋愛だって結婚だって学問だって労働だってサービスだって犬のうんこだって、すべて損得勘定で割り切れるって思ってるんだから。立派だね。俺は否定しないよ。割り切れてるのは頭の中だけだろうから。残り、は見ないことにしてるのか。いや、みえねーのかな。俺も見えなくなるときあるけどね。そういう時は大抵顔色悪いね。ああ、体には良くないんだから、損得勘定の逆をいってるんだね。そういえば、精神分析学の偉い人が、思い出せる夢は割り切れなかったのこりだっていってたね。毎日夢見る俺の脳は、脳で睡眠中割り切れないものを量産してるんだね。こりゃ少し心配だな。あと、食べたらすごく眠くて今日はお休み、自主休講。記事見てたら、「死ぬまで働く若者の過労死」ってな記事タイトルを察知。病的な暗さの記事なんて読みたくねーから、タイトルだけで十分。俺は違うな、さすがだと思った。

 んー、この文体なら吐きだせそうだ。文章ってのは初めから何書くかあらかじめまとめるときとそうじゃないときがある。今は何も考えないで書いているようで、そんなことはなくて、キーボード打ちながら何かを考えてる。文章の良し悪しに拘泥されて文字を言葉にしないようじゃ絵が下手だから何も描かないで一向に上達しない絵描きと一緒じゃないか。私の彼女は後者で下手なことは決してしないけど、上手なことはいつまでも上手だね。私なんかほんとすぐ忘れちゃうから、うまいことできてもワスレッちまって、ダメだね。忘れっぽいってのは病気らしいけど、生活に支障が出なければってな具合で健常者とわけてるけど、記憶なんてあれば苦しめられるし、忘れて苦しめられるってことはないからな。苦しんでるのが人間っぽいんだろうな。そういう人間の方が安心するのかな。crown princesも苦しんでるのかな。加油akihito! 

 

別にいいんじゃない

 イギリスでテロ。ああ、イギリスもやられたか。その認識はおかしいってか。知らないよ。アジアは平和だね。でも、タイはやられたからね。ヨーロッパが近いほどダメになってくのかな。まあ、良くわかんないけど、っていうことは、まだまだご立派な意見をぶっとばして椅子に座ってなまくらしてるような真似はできないけど、そりゃ俺だっていっぱしの人間だ、ビシッと一言言っちゃわねーときがすまねえよ、なんて口で言ってるけど口だけで十分だね、いや、口にも出したくない言葉ばかりだ、あまりよくねえことだね。秩序だね。あー仕事なんてなんであるのかね。歯車なんて言われてるけどまさにそうだね。それも巨大組織だね。歯車を回して生きてる。一人一人は歯車だ。だから、まずそうな料理を美味そうに見せる詐術が必要なんだよ。広告だよ。テレビだよ。そこでタレントだよ。いい加減、芸能人の話なんてきかないことにしようぜ。芸能人が結婚しただの離婚しただの知るかって話だよ。芸能人がマスコットになってるね。今つらいよ芸能人なんて、いや、感覚が狂ってる奴らがテレビに出て、出ている時だけまともな顔していられるんだから。いったいテレビなんて一億総白痴化なんて昔の人は立派なことをいうねえ。今の人間は昔の人間の遺産を受け継いで消費しているね。いいものかけないもん。女に酒。それだけが今の人間の楽しみだろ。趣味なんて持ち合わせちゃいない。せいぜい労働で稼いだ金で趣味を買ってる。ああ、嫌な世の中になったよ。まずい料理は不味いんだ。舌がおかしくなってるよ。一度外食をやめたらいい。何にもいいことないんだもん。ああ、どこにも行きたくないね。言っていいのは田舎ばかり。都会に行っても買ってるのはおかしなものばかり。人の話は聞いてくれ。人ってのは俺のことだよ。自分の話を聞いて人の話を聞かないってことはない。自分の話を聞くのに精一杯で人の話を聞く耳がないってことだね。自分が発する声が大きすぎるんだよ。つまり、自分の言ってることが正しいと信じようとする人間の根底にある自分への不信感と自信のなさよ。俺は自分なんてつまらないと思う。自分から生まれ出た声をどうするのかによると思う。俺はなんてつまらない人間なんだと腐っちまってもしょうがない。俺はバカだから、しょうがない。