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ぼくは味をしめっちまった

 しめっちまった、ぼくの導火線に火をつけることなんてたやすいのだ。社会は終わらせたがるものなんだから。社会ってのは僕はきらいだ。えらそうだから。実際のところ、えらいのだろう。ぼくは社会にいかされているらしいから。実は、死のうと思っても死ねるだけの勇気が僕にないだけの話なんだけれど。僕の勇気のなさを、社会にいかされてるっていうらしいんだ。ぼくはぼくの知らないうちに強力なメッセージをうけとってしまうたちの人間でね。じぶんの好きなことばかりしていられない不埒な弱い自由人なんだよ。ああ、ぼくは幸せだった。東京でバイクに乗った時をおもいだす。不安だ。いつ死ぬかわからないから。ぼくは、幸せだった。ぼくが幸せな時、社会は白い目をして嘔吐してる。メガネはくもって、視点はさだまらない。ぼくは喜びをかみしめる。ご飯を歯で力強く租借するように、喜びや感情さえも。租借しなくちゃならないんだよ。わかるかい。風のようにいきる僕よ。