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自由

 この世の不満を書くことがそんな気味のわるいことだろうか。この世の中が、あまりにもぼくにはもう、つかれてしまった。だれも本当のことを言わないんだ。そして、それで世界はまあまあうまくいっている。本当のこといっちゃえば、食べられるんだ。安月給で働かされて信念にすがるしかなくなるんだ。崇高な信念は、貧乏性からきているのだということに僕は気づいてしまった。一生知らないフリでいることがぼくにはできなかった。僕の中野確信こそ僕をいじめて殴る殺す程の怪物なのである。自分と闘うことよりも、休戦協定を結ぶよりも、ぼくはこいつを殺してやりたいのだ。そして、ぼくは何かのために死ぬ人間となるのだ。目的は死んでもやりとげるほどのものじゃなくちゃならないんだ。僕は死んでもかまわない。なんともおもわない。つまらない生を飢えていることは拷問だ。静かで贅沢な拷問だ。ぼくは耐えきれないだろう。今のところは耐えているけれど、そのうち発狂してぼくは、あの夏を思い出すだろう。世界がちいさくみえたあの頃を、あなたを愛したあの季節を。どうもデブは僕に不愉快の感覚しか思い起こさせないのだ。デブだけはぜったいに、愛せない。それが僕の偏見だと神様僕をいじめるのなら、それを黙ってデブをのさばらせる世の中に天罰をあたえるべきでしょ?あなたがそうするなら、僕は死んだってかまいません。それで、醜いデブがへるのならば。ああ、醜いだなんて、ぼくは、はは、嘆けば神様が振り向いてくれるし光を与えてくれると俺は甘えているんだ。僕はなんて、奴なんだ。こんな奴と付き合ってる僕も僕だ。誰も僕の自由の暴走をとめもしない。僕はそれで死んだとしても、誰からも納得されるだろう。神秘的な自殺をとげることは出来ず、ただ己の境遇を嘆いて死ぬということで世間は処理するだろう。僕は、今こそあいつの自殺を解明しなくちゃならないのかもしれない。それは僕のエゴに違いはないけれど。それでも、気が済まないと言えば嘘になる。どうだっていい。ただ僕は、僕の人生が彼女の人生と結実することを願って願ってやまなく、それが果たされないときはおそらくは一人静かに死ぬかもしれないということだけが、唯一の慰めになるような人間だから。誰、という言葉をつかうとき、僕は誰を想像しているのだろうか。不特定多数の未だあっていない運命の誰かだろうか。運命なんてね、僕がつくりだしちゃうよ。君の運命が幸せになれば、そして、その幸せの中に俺がいればいいな。俺が仕合せにするよ、もし君がね、君が幸せを望むのならば。僕との幸せを望むように僕は黙って動くよ。君の為に死んでもいいんだ。ぼくは君を利用して死のうとしているのだろう。ああ、神様。あなたは僕の死を願ってもいるのだろうか。僕はね、神様、悪い人間でも酷い人間でもだれかを裏切った人間でもない、ぼくはぼくなんだ。神様、僕があなたとあったときに、僕はあなたにいうだろう。神様、人間は崇高ですっと。きっと崇高です。性善説も、なにもない。ただ、崇高です。汚くもあり美しくもあり。すべてにおいて、崇高です。そして、ぼくは人間の崇高さに目がまいって、この世をおさらばすることになるのだ。毎日がお昼なら、目がやられるようにね。ぼくは世界の明るいところをみて、くらいところにいきなりきたもんだから、目が不慣れだったみたいなんだ。

 ねえ、みんな。ぼくが死んでも誰も嘆かない人たちよ。ぼくは君達を恨みもしない。ただ、僕がいたことを君達は覚えてくれさえいればいい。言葉には出さなくても、いや、わすてもかまわないや。ぼくはこの世界を尊敬できないんだ。

 どうすりゃいいんだ。どうにもできるもんじゃない。教育が必要だ。僕の脳みそを震え上がらせる存在が必要だ。

 はは・・・。そんな存在と闘って僕は死ぬんだ。そして、死ぬことも知らずにこの世からもおさらばするのさ。それを見届けるのは、青空!