薄らいな会を飛び出して当てもなく歩いて、そのうち闇の中に消えて。私はどこからももう出てこない

 ジョンレノンが死ななければ、神になれなかった。死ぬことで神になる。全能感があるわけじゃない、全能感を信じている人間がいる。それを、天才だとかいう。今はそういう風潮もない。辛い少年時代。今もそれなりに辛い。どうでもいい。もう、どうでもいい。誰からも相手にされない。相手にする気もない。危ない人だろうか。笑っちゃうくらい危ない人だ。私は別に何かこう、何かたりなんだな。それをもうどうやって補えばいいのか。わからないけれど、ただ僕はとりあえず何かを理由に死んじゃうんだろうと思うんだ。そうだと僕は信じているんだ。僕はそれだけはきっと信じているんだ。もう耳から聞こえるものも目に映るものも面倒くさい。もう、面倒くさいんじゃなくて、どれも見たものばかりじゃないか。親だってそうだ。なぜ私に冒険を許さない。閉じ込める。閉じ込めるのなら徹底的に閉じ込めればいいものを。そうしないから僕はどうも、居心地の悪さを感じる。