アウトプット

相手の視点に立ってみよう

一人っ子

 一人っ子は最低である。と、書けば読む気も失せる。一人っ子あるあるは出尽くしている。ただそれを想像力を働かせて一般的に用いられる意味とは反対の結論を導き出したり、そういったことをしているにすぎない。人間が感情的な生き物であるからまだコンピューターと違って見えるけれども、もし、コンピューターが発達すれば人間の感情は爆発する。低次元の感情が人を支配し理性は機械に任せ、人は堕落していく。堕落の良し悪しの判断をするものも出て来れば、堕落を楽しむものも出てくる。また、横から嘆くものもいる。それだけのことだ。僕は人間についてもう何も語りたくない。大学の先生が毎年同じ講義をしているように、同じことばかり言いつづけるのは実に飽きたのだ。この先生は毎年同じことを言っているのだ。自由について語るときは生徒を椅子に縛り付け、民法を語るときにはラジオを前に語っているかのように、目の前の人間を圧殺する。かろうじてノートをとることで生きていられるのだ。大学の授業が対話形式でないのは、学生の方が悪いのではない、もうしばらくは変えられない大学の授業が悪いのである。もう何も言うことはない。