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心模様 

 私に心があるのかしれないが心模様を描き釣らなければならない羽目に陥っていると錯覚しているおめでたい私を誰も笑ってくれなくなれば私はついに気が狂ったとされるのも厭わなくなるのかもしれない。その時私の手元に残るのはなんだろう。凶器はどこに宿るのか君は知らないだろうから僕は君にそれを教えてあげたいがおそらくできないと感じているのだ。言葉というのは教育には実に向いていない。言葉に真意なんてものは一つもないのだ。そんなものを持ち出すから訳が分からなくなって真意さえも疑わしく思えてくるものなのだ。言葉は言葉にした人間の気持ちを少しも表していないと考えるのは、その言葉をどうしても受け取りたくない人間の拒否反応に違いない。異物が体内に混入すれば排出する機能が働くのとなんら変わりないじゃないか。私のような人間がどうして世界で生きていられるのか。まともな人生など私には用意されていないのかと嘆くのはもううんざりだ!