アウトプット

相手の視点に立ってみよう

何も信じない

真実を信じる?素晴らしい!真実さえ誤解されっぱなし。

病気がつらいだって?みんなつらいんだ!

疲れたって!?休めばいいじゃないか
死にたいって?僕もそんなに生きたくはない。

 

意志!
 ある意志がある意志と対立し衝突する。別の意志が生まれ空に散らばり自覚を離れ飛び火する。家はやけ、野原が広がり道路脇の一輪の花が風に揺られ、その横をガスまみれのトラックが通り過ぎる。
意志よ!

 私が意志にとりつかれるとき、私はもうひとつある意志を持ち出す。全く別の意志。真反対の。衝突する意志を。すると意志は私を日常の中から動かし始める。世界は変わらずにあり続け悲しみはなくなる。喜びに私を向かわせる。疲れると休息する。意志にとりつかれるために私は私の別の意志を捨て去らなくちゃならないのなら!騙されているふりをしているうちに本当に騙されるんだから。
 私は誰のために生きるでもなく、生きているし、生かされているのだ。半殺しであるとしても。わるくはない。適当に時間は過ぎ、忙しなさで歪んだ顔と血色の悪い皺に苦労を見てとった私の顔もまた疲れ果てる。互いに不幸になればみんなの幸せ。幸せは一人のためにあり皆の幸せを考えることが僕にはどうしてもできない。なぜなら、幸せであるように見せつけるのもまた疲れるからだ。しかし、嘆きはしない。

 世界はみすぼらしい?否、私の目の曇りだ。曇りさえ愛おしい。老いさえもまた。