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存在しちゃいないんだって

男は存在しちゃいないんだって。男は現象らしい。らしさというか、それしかないらしい。一方で女は場所だって言うからね。どこへ行こうにも女はいるらしいから、いなくなる心配はないというところだろう。もうなにがなにやらよくわからない。もう何も知らないと開き直ってキーボードを叩いて見せても脳に一向に負担のかからない簡単な言葉しか思い浮かんでこないんだから。僕はどうもこののんべんだらりとした世界に味付けをしたくてしょうがないのだろう。そのときに言葉が私の味方をしてくれるというのだからどうしても言葉以外に頼らないわけにはいかない。絵は時間がかかる。音楽は楽器がいる。言葉は私さえいれば何もいらないじゃないか。そう私は何もないのだ。飛行機のない世界でパイロットは英雄になれない。どうすればいいのだろうかと立ち往生しているときが退屈で僕は退屈をかじって貪って遊んで生きているのだろう。心に貧しさも豊かさもなくてあるのは陽気さと陰気さだろうと、ここで即断してしまっても何も始まりやしないだろう。偏見など持たないようにしようじゃないか。すべての私的見解は事実であるから厄介なのだ。事実は事実であるというだけで信じることを必要としないがそれに従う必要性を内部に感じてしまう。真実とは判断の丸投げであるとしておこう。君が信じたものこそ価値があるんじゃなかろうかと思うのだけれど。しかし、どうもそう簡単に物事は進んではいかないらしい。そうやっていいのがれしてもどうにもなりやしないよ。僕の表現はどうせダメだって言い聞かせて、そういう言い方しかできない自分に浸かれっちゃったってことかな。どこまでも書かなくちゃ僕は生きることができないんだ。そういえば、床が疲れたってラファエルが言ってたな。俺もゆかは苦手だな。この世界で床にて生活するのは苦手だな。ラファエルは本当に元気だったような気がする。女の子が好きだから女の子さえみとけば、ラファエルは元気になるんだから幸せ者であろう。どうせという言葉を吐いてみたとき君は本当に奴隷になっているんじゃなかろうか。