アウトプット

相手の視点に立ってみよう

潜在的に女が求めているもの

 女の欲望が変わり、生存戦略にシフトしたらしい。現代の恋は、女がどう経済的に潤いのある男を捕まえ、結婚し、男を働かせ、子どもができれば、男と距離を置いて気持ち良く過ごすのかにかかっている。女の愛はあってないようなものなのだから。一方で、女の中には女の愛を信じる男の幻想を演じる人間もいる。本人に意図はない。そして、女は男に愛され子供を作り戦争と平和を通して同じ空間と時間を過ごすようになる。男と女は突発的に生じる戦争状態に他ならない。

 このように、自分が生きるために他人を殺すのが人間だと嘆くのは早急であろう。人間は動物や植物を食べて生きている。何も食べなければ死ぬ。仕組まれたことなのだからしょうがないのだ。自然なのだ。人間が人間を喰うことは。しかし、倫理はそこに食ってかかる。人を食うくらいなら欲望を我慢すればいい。他人と同じように動かなくちゃ不安だという気持ちと戦えばいいのであって、他人と戦って相手を不幸に追いやり金を巻き上げて悠々自適に過ごすなんてことを考えなければいいのだ。優しい人間は全くもって不幸に陥る理由もここにある。不幸は、幸福に対して鈍感であることなので、人間は誰しもが幸福を手にしているのであるが、その幸福を他人の目から見られた時酷いものだと言われて初めて不幸に陥るのだ。もし、相手を幸福にしたいのなら、相手の幸福を共に喜ぶことであろう。決してアドバイスなんてしちゃいけない。男のくせとして、アドバイスがある。自分の経験から導き出された答えを押し付けるのだ。今は、女も自由に考えることの虚しさから引っ張ってくれる男というのが安定的に好かれるのであるけれども、引っ張るには少々重くなったその体の原因を突き詰めれば、飯を平らげ外に遊びに行きもせず眠って休み働きそれにうんざりする女が、代わりに稼いでくる男を探しているのだと言わんばかりである。なんとも、男はセックスがしたいもんだから、その女に貢いだり、好きだと見せかけてセックスしたりと、大変にセックスが大流行りしている。しかし、流行りは廃れもうそろそろセックスなんて気持ち良くないと気づき始め、女の快楽が数十倍にもなりさらに、金をやってセックスをするなんてと、女々しく考える男も増えてくる。彼らの経済観念は貧しい。そして、女は、自らの貪欲さに嫌気がさして123ドリンクでシャンデリアにのりスウィングするのだ。あらゆる楽しみと欲望とそれに伴う罪悪感を感じた女は貞淑になれる。貞淑に生まれ落ちた女は一人もいない。貞淑になる女がいるだけだ。そして、今の男は貞淑な女を求めちゃいない。汚れたすぐやらせてくれる女を求めている。電気を消せば顔などどうでもいい。風呂さえ入って、歯さえみがいていればやれるのだ。顔が大事だという男は、紳士である。90のババアも抱いた光源氏は、女にとってヒーローかもしれない。しかし、真摯であろうか。多くの女を泣かせてもきた。しかし、恨まれることはないと皆一様に言うが、そんなはずがあろうか。恨んでいるのだ。しかし、それを表に出さないだけの倫理と強さがあるだけだ。今は、ダメだ、すぐに恨むであろう。バカな話。騙された方がバカなんだから。