アウトプット

相手の視点に立ってみよう

まぶしい夕方

 いつもまぶしい座席に座ってしまう。何度目だろうか。ビルの合間から強烈な夕日が目を指す。彫りが深ければ少し眉をしかめてスマホの読書に集中できるのにと思う。同時に、向かいの席の誰かがカーテンをしてくれないかと、気が利かない世の中だなあと思う。そんな具合に帰ってきた私は、今日の夕飯何にしようと模索する。スマホで検索したレシピもいいが、調理中にベトベトした汚れた手で画面をスクロールするのは嫌だから去年買った500円の料理雑誌から選りぬかれた牛肉の細切れのレシピを今日は作ろうと思う。なにせ、昨日買った牛肉が余っているもんでね。