アウトプット

相手の視点に立ってみよう

教授という生物

 私はたぶん怠け者という生物だ。では、教授はどんな生物だろう。日々、学生と接して云々の話は端折って、教授はまるで蔓のように世界を見ているのだ。話が脱線するという時に教授は考えている。本題とズレる時がある。その時教授は授業を忘れて自分の疑問点に応えようとしている。それが教授と先生の違いだ。先生は、わかりきったこと世間が思うようなことを教えればいい。教授はあくまでも、自分が疑問に思ったことを追求するのだ。だから、先生になるよりも教授になった方がよほど楽しいように思われるのだ。