アウトプット

相手の視点に立ってみよう

若者は意味を求めて死んだ顔

 意味はない。全てに意味はないのだ。意味とは物語のセリフを台本通りに言えたという喜びに似ている。しかし、そのセリフも絶対ではないのだ。何かの感情にとらわれる。執着する。なんという無理解だろう。悪いのはわたしだ。腐り続けるのも疲れる。いっそ死のうと思っても死なない。堂々巡りの思考を続けるばかりだ。どうしてこうなったのか?原因は数多あるので特定できない。特定されても無意味だ。結局生まれてきたんだからしょうがないのだ。諦めの中生きてる。それこそが人間が生存の不安というやつだ。まさか自分が意味もなく生まれてきたなんて到底考えられない。何か使命があると思い込む者もいれば、無意味性に没落して好き勝手し放題の人間もいるだろう。どんな悪事もしでかすだろう。どちらにしで大したことない。好きなように生きるのも、嫌なように生きるのも無理だ。半々で生きることしかできない。目標は常に揺るがなくてはならない。人間的幸福はあり得ても、幸福それ自体はあり得ない。生存は投影体の媒介物が必要だ。媒介物こそ生命に息吹を、魂に栄養を与える。