アウトプット

相手の視点に立ってみよう

青いきり

 僕の眼前には完全な青いきりが覆っている。女が手を差し伸べて異国の地へと私を連れて行く。私は別段異国の地にいるわけでもない。国籍を思ったこともない。近代の限界は国籍か。そうなのだろうか。すべてが論文ではない。根拠がないにもかかわらず人間は真剣になれる。もし全てに理由があるのならばそれは欠点でしかない。金がなければ動けない。それと同じ事態になりかねないからだ。