アウトプット

相手の視点に立ってみよう

書くことの意味があるのか

 役に立たないことばかり書いていて虚しくなる。別にこれが人を励ますための薄っぺらな文章でないことを願う気持ちが強いからこうなっているのだろうと思われるのであろうことくらいは薄々わかっているつもりであるが、自分自身が自分を理解する奇妙な組み合わせに少し閉口している。文章は他人に対して贈られる手紙のようであるが、その他人を出現させるのは私でしかない。多くの人は自己の存在に耐えきれずに、軋轢を生むようなそして自己主張をしなければならないような状況を避ける。なぜならば、そうしなくては決して私自身が自由に生きられないと信じているのだから。本当の自由は考え抜かれた先の悩みの先にあるのである。

 ソクラテスは私の父であると一体今まで幾人の人が思ったであろうか。