アウトプット

相手の視点に立ってみよう

走れ

 心はどこにあるのだろう。ちっぽけなビルの階段の下に。灰色のホコリまみれた空箱の中にある。幾千の星が輝く黒い空に、太陽はいらない。小さなハエが飛んでいった。どこへ行くのか、考えもせずに。人間の匂いのする場所へ。そして、叩かれて死んだ。人間も同じようなものかもしれない。どうしてもというのなら、気持ちの悪いことをしてみればいいじゃないか。僕はとろけそうなほどの愛情を持ってスープを作った。