アウトプット

相手の視点に立ってみよう

大前提として人間は間違うし過ちを犯すもの

 高齢者免許返納で少しでも不安があれば免許を返すべきだとか抜かすバカがテレビでものをいう人間のレベルなのだから、テレビなんて本当に亡くなってしまえばいいのにと思うのだ。福島の原発事故でも結局テレビは芸能人が復興を支援してえらいといことくらいしか言えなかった。ちょろっと特集を組んだかと思えば議論はさせず、視聴者に匂わせるばかりで決して意見を言わないけれど、匂わせているのでなんとなくいいたいことが伝わる。実に日本的なやり方だ。悪いことを悪いと言えない。

 なぜか、なぜ言えないのか。それは間違ってはいけないからだ。テレビは間違ってはいけない。報道は間違ってはいけない。確かにそうだ。しかし、人間は間違うものだ。それを恐れてものが言えない。免許を返納するのは老人の勝手であると芸能人は言えない。スポンサーが必要だからものが言えない。視聴者に媚を売らなくちゃならない。かと思えばだ、公共放送も同じで免許を返納させようとばかりする。

 本来テレビは中立的立場であるべきなのだ。それにもかかわらず、視聴者におもねって視聴者の好む味付けにして視聴者に迎合しているから視聴者も見なくなる。当たり前だ。視聴者という人間は自分が何を見たくないのか知っているからだ。わざわざテレビが見たくないものを報道しない必要はない。