そして僕は途方に暮れる
みなれない服を着た君が今出て行った
髪型を整え テーブルの上もそのままに
ひとつ残らず君を悲しませないものを
君の世界のすべてにすればいい
そして僕は、途方にくれる
ふざけあったあのリムジン
遠くなる君の手で
やさしくなれずに
離れられずに
思いが残る
もうすぐ雨のハイウエイ輝いた季節は
君の瞳になにを写すのか
そして僕は途方にくれる
あの頃の君の笑顔で
この部屋は満たされていく
窓を曇らせたのはなぜ
君の選んだことだから
きっと大丈夫さ
君が心に決めたことだから
そして僕は途方に暮れる
みなれない服を着た君が今出て行った