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銀色のスキー場で雪の上を滑走したい。
うまくいっているときは大抵自分を振り返るような愚かな真似はしていなかった。
つまり、調子がいいのを待つのではなく。調子良く振る舞うことで、調子が良くなるのだ。
やる気がないと何もできないというのはつまり、やる気がなければ何もできないということであり、ようはやる気がないということだ。
モチベーションは僕に入らない。あらゆる励ましもあらゆる憐れみも入らない。なぜなら、私は元気だし不幸でもないからだ。
そうではなかろうか。
主観の燃焼を唱えた三島由紀夫は、市ヶ谷駐屯地で自死した。彼の芸術が彼の人生をも芸術に変えてしまった。
人は、人生人生と口を揃えて言うが、人生を夢みるだけで生きている実感がないから人生と口にするんだ。ご飯を食べているときに頭の中で考えていることはご飯のことではなかろう。セックスをしているときに感じているのはセックスのことではないし。しかし、人生への自覚が必要なのだろう。
直感が使いすぎると鈍る。休養が必要だ。つまり、何もしないということが必要で、ただ自然的描写をひたすら続けること、そこに何ら感情を交えずにまた感情を見つけようとせずにひたすら観察することが大事である。
絵を描くのに、電子機器はいらない。美しい絵は鉛筆と紙さえあればかける。
現代はそう芸術化時代である。すべての人間は貧しくとも芸術的に生きることで報われる。
テレビがそう白痴化をもたらしたというのは、実際本当のところである。食べられもしない料理が液晶ディスプレイに表示され、それをただ見ている。なんといやらしい行為だろう。
現代は、嘘ばかりである。有言不実行の時代。ただ、甘い言葉を唱えて後からまったく別のことをする。
占いの正答率は、思い込み率と同率である。