アウトプット

相手の視点に立ってみよう

ぜーんぶ僕が悪いのです。ほかの誰も悪くありません。君は盗みをしたんですね、僕のせいにしますか?やはり、そうしますか。とんずらこいて、どこかいきますか。べつに、わるいことだとおもっちゃいないのなら、正々堂々としていればいいじゃないですか。どうしてそうも、焦っているのです。好きなことばかりやっていては世間様に申し訳ないとでも思っているのでしょう。世間様は偉いですからねえ、偉いというより、暴力的ですから、とても、長くお付き合いできる相手ではないのです。だから、なるだけ世間との関わりは少ないほうがいい。だれも、世間なれなんてしていません。自分こそ世間だという人間がいるでしょうか。常識、常識とばかり言っている人に、はたして、常識的な話し方で常識を説いているでしょうか。それが、あいてに伝わったと、思っているのでしょうか。独善的でしか、ありえません。どうして、そうなの?

すべてはお金です。職業作家は、お金のために脳が変質してしまったのです。売れなくなるとフィーリングを疑い始めます。これはか弱い人のすることです。狡猾と呼ばれる人、アクが強いと言われて、一般には近寄りがたいけれども、とにかく、名前がながくのこれば世間様に一目置かれて、まるで、神様のように扱われるのです。魂を売るのです。フィーリングを共有できる仲間を見つけネットワークを作ります。それができるのが、ネットであり、また、自分自身でもあるのです。どこにいってもいきていける、それが、人間の基本的な生存本能です。虚栄心は、基本的な生存本能の埋め合わせでしかない。不能であるわけです。女の裸を見て、勃起しないのを。女になめてもらってぼっきするような人間を健康だとか、女慣れしただとか、年の功だとか、制欲がなくなったとかいって、結局は不健康でしかないわけです。今の時代は、弱ければ弱いほどに手厚く保護されます。そして、強いものは勘違いをしている、そんな世の中です。優しさが偽善と言われずに、優しさと言われ、素直な時代にもなりました。悪くないと思います。地方は、相変わらず疲弊しています。潤うわけがありません。一時期です。仕事のない人間は、自分に能力があると信じて疑いませんし、譲りません。当然です。自分に自信がなければ、とっくに仕事をしているのですから。身につけた、セルフイメージを捨て去ればたいてい、あなたの願望は叶うのではないでしょうか。ろくすっぽ、まともな人生を送れていない人間がいたら、私は、彼の背中を見て悲しくなります。近寄りたくありません。まずは、そう思うのです。そうでなくては、どうしても相手に対して嘘をついてしまいます。それこそ、嘘八百です。相手にもされません。人間としてフシダラです。余裕がないからできないと言います。できないのは勝手ですが、理由が贅沢です。余裕など、あってないようなものです。あるのは楽で、保つのは危険です。とても、余裕なんてなくてもいいようです。先延ばしにできる期間があるということに他なりません。私は諦めれています。あいてにもそれを求めます。わたしを諦めてください。あいては、求めます。わたしを、諦めてください、と。嘘ついて嫌いな男と付き合って、素晴らしく世間体のいい家庭を持てば幸せになれます。それは、だれもが知っている道で、その先も大抵お決まりです。夫は仕事に出て妻を放り投げ、それを嘆いた妻は夫に愛想尽かして他の男に色気を感じるのです。しかも、金があって夫の苦しみもわからないような、そんな遊び人です。夫のような、稼いで妻を養わせていると錯覚している人物は、ネットワークの中に入り、その関係性から遊び人は自由です。その代わりに、遊び人に安定はありません。安定を求めれば夫に成り下がるからです。日曜の公園は、夫の活躍す場所です。隣のテントのブランドは、値段は、車の値段は、デザインは。じつに、くだらないことで平日の自分を呼び戻し、苦しみます。夫はいつも可愛そうです。かといって、甘えるだけの可愛さもなく、こちらから面倒見てやろうにも、会社にいるほうがよほど面倒見もよくて、命令もよく聞いているようなので、差し出がましいことはしないのです。不倫は、唯一の楽しみです。仕事を、看板に女を集め、見えない敵に、女を集めたとの、長持ちしないプライドを持って、女慣れだけはいやみったらしくもっていて、そのノリで女の子と接していると嫌われるのです。男は幽霊になりましょう。記憶はなくて、あるのは目の前の優しさ。ルールは、ガイドブックを見れば書いてある。それを理解できる能力をもちましょう。ルールは覚えるものじゃないのです。一定のやり方に効率性を見出すでしょう。それに喜びを感じるのは、効率の奴隷です。結婚しないのは、どうせ嫌いになるから。そして、あいてに嫌われるからです。いろんな人と恋をして、ドキどきしていたいもの。だから、三日で別れてみれば、3年続いて、浮気をしてみたりする。どっちにしろ、純白ではないわけです。わたしは、人に教えるほどの倫理観はないのです。ちっとも。だから、いちばん道徳的です。倫理的です。観念が交わると、倫理は崩壊して、あるのは規律だけです。それだけでは、倫理は成り立ちません。だれが、刑罰も、執行機関もない法律を重視するでしょう。世間様くらいです。信頼と言って、容赦なく人を差別します。だれも、信じられない。信じるだけの、目をもたない。だから、人を見ず経歴を見てその人を判断する。まことに、怠慢です。すぐに去るべきです。いったい、自分も嫌いで相手も嫌いで、どうして、こちらから好きになってもらおうとするんですか。ブスをふりむかせるのに、可愛いねと言ったところで、ブスはわかっているし、こちらもかわいいね、しか、思い浮かばないので、ブスさ振り向かせられないでしょう。きこえるのは、波の音だけ。みえるのは、お月様。暖かい風が松林に吹いて。わたしは朝が来るのをひとり楽しげに待つ太平洋を望む男になりたい。