アウトプット

相手の視点に立ってみよう

やせたいというけれど

 やせたやせたいというけれど、本当にやせたいからこそやせられないのだ。それがわかっちゃいない。痩せたいという気持ちは、痩せたくないという気持ちを連れ添って歩いている。だから、人間の欲望は叶えられない。好きで買ったバイクも、そのうちカスタムでもしなくちゃ好きでなくなってしまう。つまり、弄らなくちゃ愛情にならない。そのままの君を愛せない男たちの宿命。

 「質問です!やせたいけれど痩せたくないという気持ちはイコールですか?」

はい、イコールです。欲望は、その欲望がかなえられないように人間の無意識は動くのです。欲望を叶えるには、人間についてもっとよく知らなくちゃなりません。おもちゃが欲しいと言って駄々をこねる子供は、黙りなさいと言って親に叱られておもちゃを買う買わないの問題は遠くは言ってしまいます。子供をどうしつけるのかという皆が食いつく話題に持っていかれます。日本を良くしたいという人間がいます。今の日本が良いとは思えないのでしょう。私はそうは思いません。もし、今の日本に不満があるのであれば、どうして、日本のために云々できるでしょう。あるがままを受け入れろという話です。そして、あるがままというのも、自分の視点によっているのです。つまり、誰一人日本になんか住んじゃいない。ここまでくると意味がわからないでしょうけれども、どこか腑に落ちるのではないでしょうか。私は法律をやっていますから、世の常識やら相手への批評がいかに適当で主観的なものであるのかと思いを巡らすことがあります。私たちはすぐに物事を判断します。保留することができません。早くしなくちゃ他人に居場所を取られてしまうのです。椅子取りゲームの最中に、運動場に隕石が落ちてもそれを見に行こうとしない好奇心もない、そういう人間が経済を支えているのです。しかし、どん詰まりです。今までと同じことをしていても、縮小するばかりの経済。経済なんてどうでもいいよ、どうせなんとかなる、経済がダメになっても人間はダメになんかならないと考えるのもそうでしょう。経済がなくなることはありませんので。

 経済について言いますと、財源ですね。政府のプライマリーバランス黒字計画は2020年らしいのですが、それも見込めないという話ですね。財務省は、もうただ頑張るとしか表明しておりません。墜落するとわかっている飛行機のパイロットと同じです。しょうがないのです。では、日本が生き残る道を考えてみましょう。そうです、企業があります。彼らにお金を回せば、政府が破綻しても企業間で人々が互いのことを思えば日本という国の財源が破綻しても、日本に住む人間への打撃は少なくなります。だから、民営化するのです。自立させるのです。もはや、日本も無政府状態になるのかもしれません。ただ、住民票だとかはどうするんですかね。役所の仕事に縮小されるのかもしれません。おかしな話が、企業間の格差が広がるという話ですね。どうも、相手をおもいやるなんて気持ちはないので、ワタミはくそまずそうな昼ごはんを宅配しはじめるのです。もちろん、外に出るのが億劫な人にとっちゃいいサービスでしょうけれども、根本的に、そういう気持ちを持っているのが不幸じゃないかと思うわけ。ワタミはやっぱり黒いなと思わざる得ない。金にならないことはやらないんだから。という、企業への偏見はワタミに反映されます。もちろん、作られた笑顔ほど君の悪いものはありませんので。

 好きでもないことを書かなくちゃならないのにも理由があるのでしょうか。日本経済と共に生きている私にとって、この機構が壊れてしまえば打撃を与えられるのはやっぱり私なのです。そして、孤立した私は一人になり、悲しく死んでいくのでしょう。家で孤独死するのも、独房で死ぬのも、変わりないような気さえします。富士山のふもとまで行ってきにぶら下がるのも考えものです。

 あんまり暗くなりすぎました。近頃は日も長い。7時なのに昼のような暑さと日差し。どうにかならんかね