アウトプット

相手の視点に立ってみよう

文字は優しい

 文字は非常に優しい。だから、僕は言葉を大事にする。しかし、言葉を大事にするとはどういうことか。その必要性が社会的な必要性とあっているのか。あっていないとしたら無駄なのだろうか。なぜ他者が必要なのであろうか。私の延長線上にはすでにもう他者がいるではないか。私が他者である限り十分に他者は存在している。なぜ、他者を意識しているのかといえば、自分を他者と区別するためではないか。つまり、自分が他者により構成されていることを忘れているのではないか。もしくは、他者性を排除して自己を守ろうとしているだけではないだろうか。だから、正義の話ができないのだ。偽善だとかいってしまうのだ。偽善なはずがない。他者がいるのだから。全ての人に他者はいる。自分を他者と自分に区別するのが間違っている。自分だけを満たしても、満たされる主体には他者も存在しているのだから。