アウトプット

相手の視点に立ってみよう

韓国と仲良くなれたら 

 大方の日本人はね、韓国人のお友達なんていません。政府を通して、あるいは、政府の態度を自分の態度とみなしてマスコミから一方的に流れてくる情報にただ反応して、憤慨するのがネット民と言われる人たちです。ツイッターで即興的に反応してそれで終わり。熟考することがないから、議論が起こらない。解決の糸口は見えないままに国民の意思を反映しているとは思えない政府主導の元日韓関係が悪化してダメージを被るのは、一般の庶民ではないですか。北朝鮮がミサイルを撃ってくるかもしれないという危機さえなくなれば、日韓の対立もなくなるかもしれない。なぜなら、韓国が日本と対立するとしても軍事的な対立ではないからだ。一方で、北朝鮮は何をするかわからない。どこか、ミサイルを撃って威嚇しているだけであろうという楽観論を捨てきれない。近頃は、ミサイルを撃ちまくってきている。

 もっと、韓国人と仲良くなれたらなと思う。日本人だとか韓国人だとかいう仲間わけがなくなることはもうしばらくないのであろう。家族が崩壊し個人としてモナド化されたというが、家族の面倒を見なくちゃならないのは確かであるが、家族が近くにいなくてはならないというのも今後、周囲の大人が家族でなくても注意できれば、それに子供が気付けが全く問題はないはずである。しかし、子供を特に母親が囲って自らを女王様の位置に仕立て子供を洗脳していく。これは悲しいではないか。昼間うろついているおじさんとかおばさんが、落ち込んだ子供と会話することがなくなってしまった。だれもかれもが、不況により物が買えなくなったからますます、金を中心に世界をみる視点の獲得に動き出すようになった。確かに、今の世界も慣れてしまえば悪くない。皆が同じことを考えている。だから、摩擦も少ない。相手の価値観に真新しいものがありそれに拒否反応があると察知すれば話を変えればいい。だからと言って関係性まで変える必要はない。ゆるくてもいい。繋がっている方がいいのだ。それをわかっているのにできないのが今の人たちだ。情報が氾濫しているにも関わらず、生身の人間に対して大きな拒否反応を示す理由が私にはわからない。しかし、私も恐らくはそういった拒否反応を示している。なぜか、単純には理由を答えられない。わからないからだ。ただ、自分が心地よく生きるためには、何かを諦めなくてはならない。満員電車で心地よく過ごそうと思えば毎日がストレスなのだ。この毎日のストレスを軽減するために心地よく過ごそうという期待が裏切られるのを防ぐために、心地よさを捨てているのではないかと思う。思ったところでしょうがない。説得力がないと言われればそれまでだ。説得力で自分の社会的な地位の向上を目指すしかない人が政治をするとこうなる。

 世界は、喧嘩をしたり仲良くなったりを繰り返して今後も関係性を継続していくのであろう。それは発展だとか進展という形であれば良いのだろうがどうもいまはそのような状況ではない。私もなぜなのかわからない。このまま対立が続けばどうなるのか。子供達は敏感だ。彼らは子供の頃の培った観念で持って大人になった時にそれを基礎に判断するであろう。もしくは、それが合理的ですらある。彼らが大人になった時に再び日韓対立が起きるかもしれない。その前に、韓国と日本が仲良く慣ればいい。それによってダメージを受けるのは内需かもしれないけどね。要するに国に囲われている国民が、他国の人間と仲良くなる関係性としてビジネスが一番最も合理的である。遠い国に住んでいる相手と友達になるより、隣にいる人と友達になる方がいいに決まっている。地理的にも、そう言える。国内でも、遠方の友達と連絡を頻繁に撮る場合は近くに友達がいない時である。さて、仲良くするにしても言語の壁もある。だから、互いに理解できない。でも、同じ日本人同士でも理解できないことがある。理解できないことを理解できないままにしておくことがやり方を私たちは知っている。互いに対立しながらも、その対立という関係性において繋がっているという見方もできるかもしれないが、私はいい加減に理解できないが仲がいいという関係性に持ち込んで欲しいと願っている。