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 無。あるものか。私の心さえもとあがいてみたところでなんになる。こうしてもがき苦しんでいるのを文章しなくてはどうにもならないと書いてみたところでもガキなど一滴も通じやしないのだ。それで大分守られているのも確かなことかもしれない、相手への拒否反応警戒感嫌悪感を相手に示すことなくのうのうと生きていられるのも楽だ。相手を嫌うような気持ちを持ってはいけないというのは髪の教えであり命令口調が花につくかもしれないがこれは人間が自らを全て自らでコントロールできるわけではないといううぬぼれと、破滅の道をとかく歩みがちな人間が自らの性向を他の人間にも通じるであろうと信じても受けた神の話。神とは人の異名に他ならず。私はバイクで駆け抜けるように文章を打っている。もしも、もしも、映画が評判だけで賞が取れるとするのならば。どうだろう。映画の芸術性は暴力にしか宿っていないのではないだろうか。誰が映画館で痴話喧嘩なんて見たいと思うだろう。ララランドなんて、音楽とダンスは良かったがそれ以外のシーンなど特に新しいところもない。ただ、陽気な音楽が良かった。それだけだ。