なにもかんじない!
それは何も感じないことの始まりだったのだ!
悲しさは当然の報いとして私に自覚された
私はそれを空気のように感じた
いつの日か会おう!
消して会いたくない!何を楽しみにこの国に来ているのか知らない
日本人のいない成田空港
私の存在の無根拠さを
私は私が感じるように私が感じてはいけないと
なにものかが、わたしに圧をかける
被害妄想?そういえば一応の名前はつく
常識?常識を逸脱した後の報いこそ!
ああ、世界がどうなろうとも私は一向にどうともならない。
家が壊されたら?壊れた家があるだけだ。
金がなくなれば?動けなくなるだけだ
食糧難は?有事は?疲れは?
生きるのは疲れる。死とは解放でもあろう。欲望を失った者にとっては
ああ、私の非力さを私は嘆きはしない。私の非力さをあざ笑う人たちの気持ちが気持ち悪いのだ。
要は、存在などしたくないのだ。
私に未来を描くペンさえもてやしない。その方がいっそ楽だ。
がんばれと、言うだろう。がんばれと。
私は存在の消去に勤しみたい。がんばりたい。
どうせ、後悔するんでしょ?後悔さえ、感じてみたい。
後悔が私を襲ってしに至らしめるのなら、私の現在は死ぬために用意されている。
死ぬために生きている。