アウトプット

相手の視点に立ってみよう

人と同じことをしていたら、楽しみがなくなる。

 俺も野球しよっと。ああ、野球について語れるわな。仲間ができる。週末は野球だ。そして、さよならする。素晴らしい週末。沈む夕日が青春を思わせる。ああ、楽しいっていいな。仲間っていいな。裏切れないな、仲間は。

 さて、人と同じことって何。人と同じ生活。単身で都会に住む。さみしいさみしいと言いやがる。バカ言ってる。さみしいとは自由ってことだ。怯えて行動もできないのをさみしいと甘えやがる。バカ言ってんじゃねーよ。寂しさが出会い系をつくる。ああ、なんか社会学っぽいかな。異論反論噴出事案。どうだっていいよ。別に、現代の寂しさなんて本にしてるのかね。説明が下手くそなのかね。多分そうだね。なんかポエマーな文章と気取った奴らが出てきて馬鹿騒ぎしているのがいいのかね。素晴らしいね。僕もそんな人生を送れるものなら、1日くらいは送りたいかな。謎がない世界。全てが明らかになる。相手の気持ちもわかる。だから、言葉はいらない。でも、相手の気持ちがわかるなんてことはない。わかったとしてもそれを変更できる。言葉で。言葉は、虚構を作る。虚構の中を生きる。

 

氷雪

 冬になりますと、北海道の海では海を氷が張り、溶けて何処かへ流れていきます。そのままオホーツク海の海流に乗せられてどこへ行くのでしょうか。見当もつきませんが、いま、あの流氷に鳥が、鳥がとまっています!黒い鳥です!真っ白な銀世界に、漆黒の黒い鳥が止まっています!あの鳥は、カラスです!カラスが流氷の上に乗っています。さて、飛び立つのでしょうか!ああ!ペンギンが、ペンギンが海から突然飛び出してきました!なんという数でしょう。次から次へと絶え間なく、ペンギンが冷たいオホーツク海の海面からマシンガンのようにカラスめがけて飛んできます!ペンギンの赤ちゃんをフカフカの股下で育てているお父さんペンギンの元に早く帰りたいのでしょうか!いや、子供に会いたいのでしょうか!それにしても、なんと貧しい動機でしょう!そんなことしか考えられないのが不憫です!さて、カラスは悠然と空に向かって飛び立っていきました。我々のカメラはカラスを追ってみますが、もういくら拡大してみても薄い青空に一点の黒点が見えるだけです。ついに、カメラはその姿を捉えられなくなりました!肉眼でかすかに確認できる程度です。さようなら!さようならカラス!ゴミ箱あさりに東京に出張でしょうか!いってらっしゃい!頑張れ!ちゃんとこまめに休憩していけよ!お土産はいらねーからな!夏にはもどってこいよ!

ツイッターってすごいよね

 ツイッターってさ、すごい。ツイートした瞬間忘れてるよ。沸き起こった怒りや憎しみ、喜びを仲間内の掲示板に貼り付けてウキウキ気分。でも、そんなのもツイートした瞬間に忘れてるよ。ツイッターは嘘つきだと思う。飛んでるのは嘘の鳥。夜中に泣き出す鶏だね。そんな鳥はとっ捕まえてチキンにして食べてやりたい。誰か鶏肉に捌き方を教えてくれ。

 インチキ野郎が増えて楽しい国になったな。みんな嘘。嘘だらけ。ちょっとつつけばわかりません。わからないことの何が悪い。つまらない話をしてくるな。みんな戦々恐々。退屈な話を自分がしているんじゃないかってね。だから、沈黙が蔓延して日本語も忘れ去られてしまう。唯一本だけが日本語を保存してくれる媒体だろうね。

 金融屋も嫌いだ。あいつら人の不安に漬け込んでベンツだとか箱根の旅館だとかにとにかく高いものを買いたがる。臆病者だから自分で値段を設定できない。言い値で買いやがる。バカだね。ものの価値がわからないが、数字だけは読める。1.000.000円。ほほお、100万か。帰るね。隣のダサい流線型のベンツはいくらだ。750万。ほお、少し安いがこれでもいいか。ほら。値段で決めてる。ものの価値がわからない。自動車産業もたいへん。人間を轢き殺しちゃった時に僕は悪くありませんってな証拠を残すためのドラレコ。轢き殺した、すまん!という気持ちはなくて、その事実に耐えきれないので相手が悪いのだと言い張り罪を逃れようとする。なんていい社会だ。だって、お金が全てって考えれば、あとは何も考えなくていい。金持ちの暇人が遊びまくってそれでもなお楽しみとして何をしているのか。それを知らない。とにかく、遊びたい。少し金ができたら、温泉に行きたい。現地の言葉も勉強する気は無い、ただ目に焼き付けときたい。まだ、ましかな。ましなくらいがちょうどいいのかな。はあ。落ち込んじゃうね。まあ、どうでもいいや。

 

メディアはメッセージである。メディアに完全にさようならをしよう。人生はメディアの命令で作るのではなく、失敗してもいいから自分の感覚で作ろう。だって、失敗も成功もメディアが作り出したものだから。たとえ、失敗したとしても楽しく生きている人もいる。でも、メディアは失敗してあり得ない努力をして成功した人間しか映さない。なぜか。失敗している人間なんてその辺にいっぱいいるから珍しくもなんともないからだ。ああ、メディアよ。君たちは本当にめんどくさい。本当に自分の人生を生きるために、人生さえもメディアによって命令され作り出された幻想であるとすれば、私たちは何者なのだろうか。メディアは嫌いだ。何故ならば、メディアに翻弄される人間を説得するのに非常に疲れるからだ。

メディアはメッセージであり、私たちに命令する

 車を買え、化粧品を変え、面白いことを言え、笑え、泣け、感動しろ。すべて不自然な気持ちから起きるものだ。もうメディアづけだ。天気予報もメディアで知る。仕方がない。しかし、ニュースまでメディアだ。知らなくてもいい情報をたくさん流してくれる。日々感覚を失っていく。私たちはメディアに飼いならされて結局は人生さえも自由に生きられないことを悟るのだ。人は一人では生きてはいけない。メディアに飼いならされた人たちが集ってしまえば、メディアを見なけりゃ話にならない。つまらない話など世の中にはないのだ。つまらない話をいかに面白く言うのかが大事なのだ。ニュースの必要性を論じているのは、都合の悪い情報を遮断したい気持ちもあるのかもしれない。しかし、ニュースはもみほぐす必要があるだろ。結論なんて決して出ない。北朝鮮武装解除することを良しとしても、それに反対な人たちもいるのだ。だいたい、人と同じように考えると言う無理がアートを作り出すのならば、アートは人の心に通じすぎて疲れた人の憩いの場所だと考えたほうが無難である。芸術とは、感覚を頼りに皆が正義だと思っている事柄に対して違和感を持つことであろう。そのうち違和感が本物になってきて孤独を感じ周囲が心を失った宇宙人に見える時が来てどうしようもなく生きづらくなってしまったら、黙って静かに死ぬこともあり得ないことでもないのかもしれない。すぐに、共感を持たなくちゃならないとはあり得ない。他人に共感を求めるのは、泣き脅しとおんなじである。他人と自分は違うのだから、共感してもらうことは相手に対して心理的負担を生じさせる。相手の気持ちを慮るにしても、それは相手の気持ちであって自分の気持ちではないと区別することは非常に難しいのじゃないかと思う。だからどうすればいいって言う話ではなくて、新宿の若者が酒を飲みながら楽しんでいるのも、吐きそうな話題をネタにしてあの女とはこの間あってホテルに行ったが貧乳だったからイライラしてると、もう連絡が来なくなったとか。おまえ、あいつと付き合ってんだろとか。そう言う話ばかりなのかと一人妄想しているのだ。実際に新宿の居酒屋に集う変なブランドに身を包ませたいけてる野郎どもの香水の香りがいけ好かない。もう疲れる。疲れるから新宿でご飯を食べるのはあまり好きじゃない。

専門家の知識で戦争に突入したってしかたない

 中国が攻めてくる時にどう日本は動けばいいのかと考えている連中に言いたいのは、アメリカが日本を軍事的に攻めてくることは考えないのだろうか。アメリカは日本と戦争をして講和条約を結んだけれども、いつだって破棄しようと思えばできる。日本が中国と手を組んだら仮想敵国が増える。世界は平和を望んでいない。互いに対立し合うことで政治家は飯を食っていける。政治家に飯を食わせるために政府が必要だと言いまくる論者が金をもらうのは当然の話。国家安全保障とか言って国民を脅し、国交を断絶して国民を孤立させているのは国家ではないか。非常に馬鹿げている。しかし、国民はそこまで政府を疑わない。特に日本人は自民党政権ならばバカほど疑わない。好き勝手に政治を行って気に入らない質問には答えない。それで政治をしている。人間は己の利益のためならいくらでも頑張れる。しかし、一度手に入れたら堕落するだけだ。堕落しきった政府が鎮座する国で何も日本がすごいなんて言ってるバカにはもうつかれるね