アウトプット

相手の視点に立ってみよう

とんとん

とんとん、音はしない。みんな死んじゃった。解釈で生き返るかもね。そのうちにね。僕が生かしてあげよう。君が死んじゃったら僕は困っちゃう。君をたくさんいじめなくちゃいけないからね。僕はおかしいって?僕は変だって?どうだろうね、君が優しすぎるだけなんじゃないの。やる気のない警察官。本嫌いの図書館事務員。学習を阻害する学校。学ぶことを悪に捉える文科省。速さが武器のはやぶさ。飛べない鳥。飛ばない鳥。いつだって、これからも、これまでもずっとぼくもわたしもあなたもきみも飛べない人。人は飛べない。

 

ある、ある時に、ある時に、この言葉のどもりがとられて、ぼくは去勢されて全ての事実が歪んで事実になる。全ての妄想が事実になる。事実なんて恥ずかしくて、バカらしくて、抽象的すぎて、高飛車だから使えない。文学者。小説を書けない文学者。ただのファン。ファンならば、僕だってできる。高飛車でセンスを押し付ける余計者のお金もついでにぶん取る、時間もぶん取る学者さんたち。お偉い人たちは何が偉いって、時間とお金を奪うから偉いんだろう。僕たちはどちらも取られて不自由に生きてるって?それならば壊しちゃえ。壊せるのに自分も偉くなろうとしてそんなことしない。いつまでも幸と不幸の入れ替わり。バカになるより、貧乏になった方がいい。貧乏になるより、バイクで走っていた方がいい。バイクで走るよりも本が読みたい。仕送りだっていつかは切れるさ。そのいつかまで執行猶予のみであるから、つまりはすでに僕は前科者。