うるさい老人たち
だから、言ったじゃないか。
これは、老人の決まり文句かもしれない。これを押し堪える老人は素晴らしい。つまり、体力も無くなって相手に対する寛容さを保てきれなくなった、そして、自分の価値観を盲信している老人たちに未来はないのだ。もちろんなのだが。
そう言うと、私は勘違いされそうだからあまり言いたくないのだが、老人はやはり体力がないのだ。テレビでやたら、屈強な老人や、元気な老人を見て感嘆するのは、大方老人は荒廃しているからだ。
老人は子供でもない。彼らこそ、金がなくちゃ生きていけない存在なのだ。