アウトプット

相手の視点に立ってみよう

 手を抜く技術を知るべきだ。何も、熱中するのも悪くないが、今の私には手を抜くのが最善だ。なぜかって?そんなの知るか。

 

「私って、本当にバカよね。人生損してるみたい。適切なアドバイスがあればもっと良かったのに。でも、ダメね。アドバイスを聞いたらもちろんそれに従うけれども、訳が分からないうちはいいのよ、でも、アドバイスってほんとうに始終関係でしかないように思うの。あそこにあるのは、私に従えばいいことあるよくらいのことなのよ。ほんとうに、どうかしてるわよね。結局、失敗するじゃない。アドバイスなんてそんなもんよ。そうしたら、アドバイスした人のせいにするの。いろんな人が私をクズ呼ばわりするけれども、私は違うと思うのね。え、誰もクズなんて言っていないって?たしかにそうね。でも、わたしは思うの。わたしが思っていることって、本当は私が思われていることと同じだって。つまりね、自分をとっても美人だと思うでしょ、そうすると自分は美人なのよ。でも、他者が介入してくるじゃない。ちょっと待って欲しいの。他者の介入の前段階があると思うの。それって、他者を扱うってことね。例えば、自分美人でしょって思ってる。私は。それで、すっごい美人がきた。男もやってきた。さて、3人だ。美人は、誰かって話になるの。美人っておかしいじゃない。ほんとうに、おかしいわよね。誰が、って言葉ひつようなの?私は美人である。それって、言葉としてはちっともおかしくないわよね。でも、3人の中で、美人を決めるのは、男にあるの。そして、美人に価値を置くのは、美人を評価された女の方よね。男も、すこしは美人である女の隠してるおっぱいやマンコを見れたっていうことでね、自分の価値を間接的に、所有とは男さんたちは思うのかしれないけれども、とにかく、そういった体験に価値があるのよ。賢いだとか、バカもそうよね。自分が美人だと証明したいなら、不美人を用意して、男に君は美人だねとか、臭いセリフはかせなくちゃならないの」

「それって、超面倒だね」

「面倒なの。いい家庭ですねっていう時って、すごく怖いじゃない。その人、私の家庭がいい感じかなんて知るはずないじゃない。ベッドに監視カメラでもしかけているのかしらっておもっちゃうわね。もちろん、お世辞なのはわかるけれども、それを本気て言っちゃうのって素直でもあるけれども、私ってそういういい家庭を演じなくちゃいけないのかって負担にもなるわね。私は、つねづね思うの。人を褒めるときはテキトーでいいんじゃないかって。褒めないってのは、素直じゃないと思うの。でも、素直のすごいですねってほめて、あとは褒めた人に気に入られるような真似は・・・」

「姉さん、姉さん、ちっとも面白くない話にまた舞い戻ってきているようですよ」

「あら、ほんと。もう、これだから。つまり、yesマンを探す旅に出るの。私だって、人生をすこしでもいいわねって言ってくれる人がいたらどれだけ肩の荷が降りることやら。人って、本当に余計なアドバイスばかりするじゃない。それって、先生じゃないのよ。自分に従いなさい。私生活からなにまで。そんな人間ってムカムカするの。自分がやってることを悪いなんてちっとも思わないの。でも、すごく狭い人なの。価値観はガチガチで、常に周りに人がいてそれを肯定してくれなくちゃダメなの。冒険なんてできっこないわ。サバイバル能力ゼロよ。生きていけない。だから、既存の社会制度にしがみつくの。だらしないわよね。嘘ばっかりついて、その嘘がちっとも気にならないくらい鈍感になってるの。でも、変なのよ、冗談がちっとも通じないの。ちょっと、おかしなこと言うと本気になって怒ってくるのよ。それくらい、価値観がガチガチで相手の価値観なんてクズだと思っているのよ。そんな人間の方が、よっぽどクズなんだと思うの」

「でもね、クズをクズ呼ばわりする人も同じかもしれないよ」

「そうかな。私は、クズ呼ばわりする人の心がクズであるだけなんだと思うの。例えば、かっこいいと言われる時、頭にかっこいい人が思い浮かぶわよね。イケメンが。自分がちっともそれと違うから、笑っちゃうじゃない。でも、私が美人って言われると、それは絶対なの。まあ男の人が相対的で、女の人は絶対的なのね。だから、比べるってのが本当に女の人は苦手ね。何が良くて何が悪いのか、それって、女は比べるっていう人いるかもしれないけれども、間違ってるわね。その代わり、間違いなんてないの。どれも、正解なの。なぜって、絶対評価だからよ。価値観も、絶対評価なんだから、どんな悪いことでも、その人にとっては良かったりして、逆に、いいことでも、その人にとっては悪いことだったりするの。女の人の価値観って、絶対的なの。でも、それじゃ辛いから、嘘でもいいから、相対的にイケメンとか言い始めるわけ。でも、イケメンじゃない男を抱くだけのちゃんとした囲いはもってるの。自分が評価される場所と、自分が評価を免れる場所をちゃんとふたつとも用意しているの。だから、楽なのかもしれないわね。でも、感情は移ろいやすいからちっとも当てにはならないけれどね」

「姉さんの弱いところは、感情が入ることだね。感情って、ちっとも本当のことを言わないじゃない。好き嫌いって、感情じゃないのよ。直感ね。感情ってのは、楽しいだとか嬉しいだとか、作れるもの。直感は、すごく論理的なんだ」

「あなたってよくわからないけど、そうかもね。私はすぐに相手の真意を読み取ろうとするのがいけないんだわ。挨拶だと思っていればいいのよ。ちっとも感情もなくってわけには、いかないわね。どこかしら、挨拶にも感情は載せられる。情感豊かってのは、その文字通り感情的な人をいうのね。生理の女は怒りっぽいから感情豊かに思われているのかもしれないけれど、それは違うわね。男だって、片足失えば落ち込むでしょ。それと一緒よ。また、生えてくるんだから」

「姉さんはちっともかわらないな。独り言が大好きで、それで、世界を見ようと頑張っている。しかも、毎回失敗しているし。また、失敗するんじゃないかって、怖がっているんじゃない」

「そうね、でも、怖いのも楽しいものよ。失敗だって、成功よりマシよ。精巧なてしたって、先がみえちまいますわな。下手も絵のうち。バカも人間よ。無理に平身低頭することもないわ。誰にだって同じようにぶち当たればいいのよ。それに、そんな芸当無理な時は適当にすればいいのよ。決まりが多すぎるは今の時代は。排除の法則だなんて論じてもしかたないの。つまらないわねー。バカになってもいいのよ。バカになってもやっていけるんだから」