アウトプット

相手の視点に立ってみよう

あるがままでいいじゃない

 どうして努力するのか、と自問自答して、将来後悔しないため!と考えたことがない奴はいない。将来後悔しないために、将来のために今を犠牲にするというニュアンスが努力にはある。将来のために今を犠牲にする生き方を、後悔しない生き方というのだ。わかるかい。将来っていつの時だい。結局毎日将来のために生きている。将来くることはない。それに、今の生き方が将来の後悔の原因になるならば、いったいどんな生き方をしているっていうんだい。人間ってのは、変な奴を排除するシステムをいろいろ用意している。変な奴と一緒にまともな奴も一緒にまとめて排除してしまうらしいこともわかっている。要するに、システムを知っている奴だけが排除されないで済む。知っているのは、排除のシステム。そのシステムを作った目的は何も知らない。飼い犬に噛まれるのと同じ。いつの間にか、立場が逆転しちまったんだ!

 今行政学で資格任用制とかやってるけど、人間の好みよりも、秩序ある人間を採用していこうということに他ならない。私は人に嫌われる方なのかもしれない。だから、面接に落ちまくっているのだ。そう考えた方が楽だ。自分の能力は人に嫌われることです。つまり、ご機嫌をとるのが下手なんです。悪性の素直さを持っているのです、とそう言えるのかもしれない。残念な人間ってやつなのかもしれない。かもしれないと書くのは、そうじゃないだろうと自分は思っているから。あっち側の理屈を私がまんまと採用するわけがない。私こそ究極の好みで意見を採用している。もし、私がいればの話だけれども。結局は、自分なくし。自分をなくせば、偏見もなくなり、世界もなくなり、壁もなくなり、何もかもなくなり、自由となる。でも、なくすにはそれなりに技術がいる。自分なくしをするには、言葉なくしもいるんじゃないかな。